今になって「葬送のフリーレン」を見始める:episode1~episode4

 

はじめに

こんにちは。鼠権五郎丸です。

今回はアニメ「葬送のフリーレン」について感想を書いていきます。
よかったら、お付き合いください。

最近はアニメを見ることもなかった僕ですが、リスナーさんに勧められてたことをきっかけにGWを利用して視聴することとなりました。

それで僕が思っている以上に良い作品で感動したため、今回記事としてまとめようと思いました。

みなさんはご視聴されているという上で感想文を書きますので、伝わりづらい所もあると思いますがよろしければ最後まで読んでいただければと思います。

今回はepisode1からepisode4を書いていきます。

episode1~4の感想

episode1「冒険の終わり」

この話で注目したのは、フリーレン(エルフ)と周りの人物との「時間」の感覚のズレです。
これについては、視聴者全員が感じたことだと思います。

長寿のエルフと人間では1年の感覚が違うというのは、他の作品でも良く使われるネタです。時には、ギャグだったりもしますね。

そのため、コレについては深く語りません。

今回はせっかくなので、僕が別に感じたことを書きたいと思います。

それは長生きしただけでは、人は成長できないということです。

それが良くわかるシーンが流星群を見るシーンです。

フリーレンは10年と50年をあたかも、数年のように語ります。
これに対して周りの人は少し驚いてました。

ここの驚くメンバーの中に、人間より長生きであろうドワーフの「アイゼン」がいました。

これはアイゼンが、人間にとって10年、50年が長いことを知っている、もしくは過去に人間に説明された、見てきたんだと思います。

僕はこのことを「経験をした」ということだと考えます。

フリーレンは、その「経験」が無いため、感覚のズレが出たのでしょう。

そして、その姿をそばで見ていた仲間、特に「ハイター」は最後までフリーレンを子供扱いしていたのではないかと思います。

フリーレンはヒンメルの葬式をきっかけに自分は何も知らないことに気づいて、そこから色々と学ぶ必要があることに気づきました。

僕はこれをフリーレンが成長する第一歩だと感じました。

episode1のまとめ

1000年生きていたとしても経験を積んでいないフリーレンは、ヒンメルが亡くなるまで子供であり、人への興味を持ち始めて成長への第一歩を踏み出したストーリー

episode2「別に魔法じゃなくたって…」

前半はヒンメルが亡くなってから数年後、ハイターのもとにやってきたフリーレンの話。

自分の死期が近いと悟っているハイターはフリーレンにフェルンを任せようとします。

素直に今回のストーリーを視聴するとフリーレンとフェルンの出会い・ハイターとの別れ・二人での旅立ち。といった感じでしょうか。

僕は上記に加えて、episode1で感じたフリーレンの未熟さ、子供だと思っているハイターについて書こうと思います。

ハイターはフェルンをフリーレンに預けることによって、フリーレンの成長を願ったのではないかと考えました。

ハイターは二人の幸せを願って旅立ったんだと思います。
全て僕の勝手な想像ですが、なんやかんやで優しいハイターが僕は一番好きです。

後半はヒンメルの故郷の花を探す話です。

一番印象的だったのは、花の探索にたくさんの時間を費やすフリーレンに対して不満が募るフェルン。それをおばあさんに言ったところ、「素直に話したら伝わるよ」と背中を押されました。

そして、もう諦めるようにフェルンがフリーレンに頼んだところ、私一人の時間ではないものね、と理解を示しました。

しかし、そのあと続けてフリーレンが「もう少し探したら諦める」と言いました。
正直、ゾッとしました。

このセリフはフェルンの頼みを理解できているようで、結局まだ時間について感覚のズレがありそうで怖かったです。

そのあと、目的の花が速攻で見つかってよかったです(笑)

episode2のまとめ

前半はハイターが自身の願いを込めて旅立つ話。

後半はフェルンがフリーレンと旅をして、ちょっとずつフリーレンのことを理解してきました。

しかし、理解してきたからこそ時間のズレについて苦悩する話。

 

episode3「人を殺す魔法」

前半で印象的なシーンはフリーレンが何かを隠している顔だとフェルンが気づくシーンです。

そのシーンでフェルンが「1年一緒にいるからわかる」と言います。

10年一緒にいて仲間のことを知らなかったフリーレンと、1年でフリーレンの顔を見れば何かを察せるほどの仲になっているフェルン。

二人が対照的なことに気づけるシーンでした。

あと、ちっちゃな気づきですが、何十年をそんなに長く感じないフリーレンは待つのが苦手そうでした。

例えば、今回のフェルンが宿屋に帰ってくるのが遅いと指摘したところ。あとは、episode1にあったヒンメルの支度を急かすところとかです。

最後に、前話にあった「甘いブドウを酸っぱくする魔法」はアイゼンのためだったという伏線が好きでした!

後半の「クヴァール」戦は「人を殺す魔法」が現代では攻略済みってのが印象的でした。

必殺技として出したところ、見習い中のフェルンには一般攻撃魔法だと判断されました。

昔では脅威だったものが現代では普通って・・・

しかしながら、それを知ったクヴァールはショックも受けずにいたのはかっこよかったです!

あと、ヒンメルの嫉妬?を見て何かを察しました(笑)

episode3のまとめ

前半はフェルンとフリーレンの関係性が少しは進んだことがわかる話。
フリーレンの中身が少しだけ見えた気がする話。

後半は魔法も時間が経過するんだなと感じさせる話。

episode4「魂の眠る地」

前半はみんなで朝日を見る話です。

フリーレンは朝日を見ても楽しいものと考えていませんでした。

しかし、フェルンが朝日で感動している姿を見つめるフリーレン。そこで他人が楽しんでいる姿を見て、こっちも楽しくなることを知れました。

そして、昔の仲間たちも本当は自分とこうやって感動を分かち合いたかったと気づくシーンでもありました。

フリーレンの回想は、後悔でもあり成長のきっかけにもなるものだと思います。

後半で最初に思ったのは、アイゼンが生きてた~~~です(笑)
人間の別れをフリーレンと共にしてきた視聴者はそう思う人もいたのではないでしょうか?

この話で印象的だったのは、二度旅の誘いを断ったアイゼンです。

一度目はヒンメルの葬式後、二度目は今回の別れの際。

フリーレンが寂しさ、もしくはアイゼンの最後を看取るためか旅に誘います。

それを悟れないアイゼンではないと思います。

ヒンメルやハイターの人間はついていくような気がします。

しかしアイゼンはドワーフと、周りと違う種族のために出た答えなのかもしれません。

そんなアイゼンを僕は冷たいとかは感じなくて、フリーレンの良き先生でもあるのかと思いました。

そして最後に、旅の目的ができたフリーレン達が旅に出て終わりました。

episode4のまとめ

前半は「葬送のフリーレン」という作品が何たるやを再認識された話。

後半は最後の仲間であるアイゼンが良く表現された話。
そして、ここから話が動いてくだろうと思わせる旅立ちの話。

最後に・・・

4episode分書きました!
長文すみませんでした。

僕は葬送のフリーレンを「時間」というテーマで見てました。
その結果、他の作品にはない楽しみ方ができました!

この後は、一気に新キャラが出てくると思うのでワクワクしてます。

あとは、フェルンの魔法使いとしてのストーリーが楽しめればと思います。
また、時折フリーレンの回想で、仲間たちが出てこないかな?と期待しております!

最後になりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

4話分は多かったと思いますので、今度は3話分くらいにしようと思います。

この後も葬送のフリーレンを楽しく視聴して、その感想を書いていこうと思いますのでよかったら、また読んでください!

それでは、ばいにゃら!